女性が毛先をいじるとき。
暇なとき、退屈なとき、飽きたとき…。


俺の目の前、わずか50cmのところで、女性は毛先をいじっていた。
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土曜日、合コン的なことがあったのですが。
何度トイレで「死にたい」と呟いた事か。
俺に興味ないのはわかるけどさ、俺だってお前に興味ないっつーの。
引き分けだよ、マジで。
なのになんで俺ばっか気つかわにゃならんのだ。
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そもそもなんでこんなことになったかというと、
一緒に行った男2人が俺と合わなかったからだ。
片方は初対面だし、そいつを連れてきたほうとも別にそんなに仲イイわけじゃないし。
そいつら2人が、俺の苦手な「軽いノリ」の人たちで、
それに合わせられなくて目の前の女のコと1対1で話す羽目に。
それでも最初は頑張ってたんだけど、なんかすべてがバカバカしくなってやめた。
後半は、ただ黙って酒を飲むだけ。
さまざまな局面で死にたいとか消えてなくなりたいとか思うけど、
この日ほど思ったことはない。
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そんな俺を救ってくれたのが、店内でエンドレスに流れていたケツメイシ
わけわかんない洋楽とか流れてたらホントどうにかなってたんじゃなかろうか。
有難うケツメイシ
ケツメイシに救われたのは今回で2度目。
最初は、大学に入って独り暮らしを始めた頃だ。

旅立ち たちまち犯した過ち 即ちそれは病み闇み 暗闇
苛立ちから 高鳴る さらなる夢に向けて君の背中そっと押す
旅立つ友よ 俺は行くとも そのまぶし まなざしに 手かざし 続けた夢
痛めた胸に 花咲かせよう 栄光あれ


旅立ちの空 桜色 新しい風 吹き吹かれ
まだ見ぬ仲間 思い馳せ 別れもあれば 出会いある

もう5年も前か。
今の自分にも当てはまる。

朝から揺られる満員電車 たまのオアシス 隣のオネーチャン
思うと気が重い企業戦士 でも振り返らず一歩一歩前進
成りたかねぇ 会社の歯車 はまらんぜ 社会のルールは

あーあ。
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土曜がそんなんだったから、日曜は何もする気がせず。
だらぁ〜っと惰眠を貪ってました。
そんな中、なんとなくテレビをつけるとアニメのワンピースがやっていた。


いいよねぇワンピース。


ワンピースにも救われた。
映画を見てもドラマを見ても一切泣かないんだけど、漫画でワンピースを読むと普通に泣いてしまう。
大学の頃は友達に借りて読んでたんだけど、そいつとも最近会ってないし。
ってことで、買い始めました。
1日に2巻ずつ。
今日で6巻。
ここまでで何回泣いただろう。